サディスティックマイヤー

サディスティックマイヤー。それは、リサ・ステッグマイヤー全盛期に私が面白いと思って名乗っていたペンネームである。

【福岡】カレービギナーにもおすすめのカレー6店

カレーはいろんな種類があり、人による好みの幅が大きい料理だと思います。

特にいわゆるカレーマニアが好むカレーは、個性が強いものや、限りなく本場の味に近いものが多いので、それほどカレーに馴染みのない人には美味しく感じられないこともあります。

 

今回、個人的におすすめなカレー店をまとめてみようと思いましたが、

上記のような事情がありますので、2つのカテゴリーに分けて紹介しようと思います。

「カレービギナーにもおすすめ出来る6店」

「カレーマニアに食べてほしい4店」

 

今回は、「カレービギナーにもおすすめ出来る」お店をご紹介します。

選んだ基準は、

味が万人に受け入れられる。

店内の雰囲気が入りやすい。

そして、すごく美味しい。 という点です。

 

もちろんカレー好きの方にもおすすめ出来るお店ばかりです。

ぜひ参考にされてください。

 

 

 

 

 

ツナパハ

 福岡市中央区大名2-1-1 野見山ビル5F

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おそらく、福岡で一番の有名店です。

ツナパハと言えば、とにかくカレーが辛い!というイメージの人も多いかもしれないですが、辛いだけでなく、カレー自体のクオリティが非常に高いお店です。

とはいえ、確かに辛い。知らずに入ってきた人は間違いなく驚く辛さです。

 

辛さが苦手な人はツナパハでどうしたらいいのか。方法は3つあります。

1つ目は、イングランドカリーを注文する方法。

メニューによると最も辛くないカレーがこれなので、普通はこれを注文してしまいます。しかし実はこの方法はおすすめ出来ません。

イングランドカレーはツナパハ本来のカレーとは全く別物です。

美味しくない訳ではないですが、このカレーをツナパハで食べる必要はない、と僕は思います。

そもそも注文しても品切れのことも多いです。なので次の2つの方法がおすすめです。

 

2つ目は、ドライカリーを注文する方法。

ドライカリーを注文すると、炒めたご飯にカレーソースが付いてきます。

カレーソースは辛いんですが、ご飯だけでも美味しく食べれるので少なめにカレーソースを使えば辛さを抑えられますし、美味しさも保たれます。おすすめです。

 

3つ目は、スリランカカリー、ヌードルカリーという辛いカレーを注文する際に、「辛さ控えめで」と伝える方法です。

出来るんかいっ、て感じですが、できます。

ツナパハのカレーは2種類のカレーのあいがけになっています。辛いチキンカレーと辛くない豆カレーです。辛さ控えめでお願いすると、通常より豆カレー多めにしてくれます。

この配分はかなりアバウトな気がするので、「かなり控えめ」「ほぼ豆カレー」とかいう注文の仕方も可能です。お試しあれ。

 

そして辛いのが大丈夫な方はぜひリアルレッドに挑戦してほしいです。

世間のいわゆる激辛カレーは、辛さだけで全体のバランスが壊れてしまっているものも多いのですが、ツナパハはきちんとバランスがとれていて美味しいです。

メニューにはないですが、「リアルレッド2倍」「リアルレッド3倍」という注文もできるので、試してみてください。

ちなみに、姉妹店のヌワラエリアもおすすめです。

メニュー、味はほぼ同じです。値段が100円ぐらい高いんですが、店の雰囲気がすごくいいので高いとは感じないはずです。

 

 

 

GARAM

福岡市中央区高砂1-7-4

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ガラムは、おそらく福岡で一番行列ができるカレー店です。3年ほど前に開店してから、あっという間に人気店になりました。

本来は、カレーマニア向けのお店かもしれません。そのぐらい非常に複雑かつ繊細な味を楽しめるカレーです。

しかし、ご主人の天才的なセンスで、カレーに馴染みのない方でも美味しく食べれるような絶妙なバランスになっております。

注文のあと一皿一皿丁寧に作られます。

いくつかメニューがありますが、どれも緻密に計算された、完成度の高いカレーです。どれを選んでも高いクオリティを感じます。

手間を惜しまず作っているのと、席数が少ないので長く待つことも少なくないですが、ぜひ並ぶ覚悟で行ってみてほしいお店です。

 

 

 

Tiki

福岡市中央区渡辺通5-24-38

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天神の細い細い路地を通っていくと、古い民家を改装したお店からカレーの匂いが漂ってきます。場所を知っていても見落としてしまいそうな、そんな場所にティキはあります。

場所が非常にわかりづらいこともあって、隠れ家カレーとして逆に有名になった感もあります。

立地や店の雰囲気も要素の一つではありますが、カレー自体のレベルの高さこそこのお店の本質です。

砕けたホールスパイスが香る本格的なカレーでありながら、カレーに馴染みのない人でも違和感なく食べれるようなバランスに仕上げられています。

本格的なカレーが食べれて、かつデートにも使えるような雰囲気のある、貴重なお店ではないでしょうか。

 

 

 

回kai

福岡市中央区薬院3-13-20 

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一見するとお洒落なカフェなのですが、本格的なカレーを提供するお店です。

福岡では比較的歴史もあり、福岡の他のカレー店の方からもリスペクトされているお店です。

強いスパイスの香りの漂うカレーでありながら、手間のかかった優しさを感じます。優しさと刺激が絶妙に混在した、間違いなく誰が食べても美味しいカレーです。一皿一皿丁寧に作って頂けます。

本格的なカレーを作れる女性は素敵ですね。福岡で、美人が作る美味しいカレーが食べたいときは間違いなくこのお店だと思います。

 

 

 

Zelliges

福岡市中央区赤坂3-10-44 

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ゼリージュはもともとモロッコ料理中心のお店だったと思いますが、モロッコにこだわらずいろんなカレーを提供されています。

特に、南インド料理であるミールスを提供されるようになってからは、福岡で本格的なミールスが食べれるお店が少なかったこともあり、すごく人気になりました。

ミールスとは、南インドの定食のようなもので、数種のカレーや惣菜などがワンプレートに乗った状態で提供されます。

今は福岡でもミールスを提供するお店が増えてきていますが、ゼリージュは完成度も高く非常に食べやすいので、初めてミールスを食べるには行きやすいお店だと思います。

そしてミールス以外も個性的かつクオリティの高い美味しいカレーが多くあります。そちらもおすすめであります。

 

 

 

Afterglow

福岡市中央区草香江1-8-25

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こちらのお店はまだオープン1年ほどの新しいお店です。

こちら、とてもお洒落な店内、非常に多いカレーの種類、そして若い店主。そしてカレーが独創的で、和風から中華風まで。

こういった特徴のカレー店は、僕の経験上あまり美味しくないことが多いです。中途半端なカレーをとにかく何種類も出しているお店はたくさんあります。

そんな訳でこのアフターグロウもずっと避けておりまして、初めて行ったのもごく最近の話なんですが、良い意味で期待を裏切られました。

独創的なカレーではありますが、とてもセンス良くまとめられています。

レギュラーメニューのカレーも挑戦的なものが多いのですが、さらに日替わりカレーも種類が多く、そちらはさらに日々挑戦されている感じが伝わってきます。

粗削りなカレーがあってもそれも楽しめるような、行く度に新しい発見を期待してしまうワクワク感があります。

カレーマニアもそうでない人も、同じ目線でワクワク出来るお店だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

以上6店紹介させていただきました。

どのお店もとても美味しいですし、店内もお洒落で開放的です。

そしてどのお店も日本人の方がされているので、その点でも行きやすいと思います。

一人でも、デートでも、いろんな通い方が出来るお店なので、ぜひ行ってみてください。

 

 

次回は、カレーマニアにこそ行ってほしいディープなお店を紹介します。